このブログのタイトルを「ヘッジファンド通信」としました。英語にしますと“Hedge Fund Communication”です。このブログでは、当社が一方的に情報を発信するのではなく、読者のみなさまとコミュニケーションを取ることができればと考えています。皆様からの感想やご意見、ご質問をお待ちしています。ブログを読んでいただいた方の声をブログのないように反映していくことで、よりみなさまのお役に立つ内容にしていきたいと考えています。 
 
ヘッジファンドは、一般の投資信託とは異なり、私募商品に位置づけられています。これは、法律により限られた条件のもとでの勧誘しか行うことが許されない商品ということになります。具体的に言いますと、3か月で延べ49件までの勧誘しか行うことができず、インターネット上で個別の商品名をお伝えすることができません。当社が提供する商品の具体的な内容やパフォーマンスを詳しくお示しすることが制限されています。こうしたヘッジファンドについての情報提供の制約により、ヘッジファンドについて偏ったイメージが独り歩きしているのではと考えています。テレビや映画などの脚色された情報により、多くの人々はヘッジファンドに対して誤解や偏見を持ち、「ハゲタカファンド」のようなネガティブなイメージを抱く人も多くいるのではないでしょうか。 
 
ヘッジファンドは高度な運用手法や独自の分析技術を駆使して、リスクを限定しながらより高い運用利回りを追求します。決して法に背いたり倫理に反する運用を行っているわけではありません。多様な投資戦略に基づいて、市場のボラティリティを活かしながら利益を追求する一方で、リスク管理にも注力して高いパフォーマンスを上げています。 
 
私たちはこのブログを通じて、ヘッジファンドという投資対象の本質をみなさまに正しくご理解して頂いて、世間一般の方が持っている誤解や偏見を解消する手助けができればと考えています。投資家のみなさまに正確な情報を提供して、ヘッジファンドについての理解が深まり、投資判断が向上することになればこの上ない喜びです。このブログを機に、ヘッジファンドの魅力を再評価してみてはいかがでしょうか。