ヘッジファンド投資を始めるタイミング

始めるなら今ですか?
ヘッジファンド投資に関心があって、運用を始めたいと考えているものの、いつ始めればよいのか、迷っている方も多くいるのではないでしょうか。「思い立ったが吉日!」と考えて、単純に「今でしょ!」というものではありません。
まず大事なことは、ある程度ヘッジファンドについての知識を身に着ける必要があります。(このブログがヘッジファンドについて知るのにお役に立てていれば、嬉しいです。)その上で、信頼できる証券会社やIFAの営業担当者、またはファイナンシャルプランナーやコンサルタントを見つける必要があります。そうは言っても、信頼できる営業担当者はすぐに見つからないので、普通の人はインターネットでヘッジファンドについて検索をすることから始めるのではないかと思います。
インターネットは、無料で幅広い情報を集められる素晴らしいツールですが、“無料”である分、気を付けなくてはいけないことがあります。無料の検索サイトは、“広告料”で成り立つビジネスです。広告料を払えば、検索結果の目立つ位置に“広告”が並びます。広告は手前味噌な宣伝ばかり記載されていることが多いので、注意が必要です。(雑誌でも、記事だと思って読んだら、広告だったりすることがあります。)インターネットで書かれている内容が、一般的な事実なのか、広告なのかは見極めないといけません。
また、ネット上では、投資詐欺のリスクもあります。当社を騙った投資詐欺については、このブログでも二度ほど取り上げています。驚くほど巧妙で、手が込んでいて、当社を騙ったサイトも作りこまれています。当社が認識できた詐欺サイトについては、既に警察に通報し、日本証券業協会とも今後の対応について相談をしています。一つ言えることは、電話番号が書いていないサイトは要注意です。詐欺サイトは電話によるリアルな接触を避けるからです。
信頼できるサイトが見つかったら、資料請求するか、電話で話を聞いてみるかで少し迷うと思います。可能であれば、資料請求だけでなく、一度、電話をかけて話してみることお勧めします。営業担当者と話すことで会社の雰囲気がわかり、自分の投資パートナーとして相応しいかが判断できます。
エアーズシー証券はいつでもみなさまからのお電話をお待ちしています。“非通知”でも構いませんので、一度、当社の営業担当者と話をしてみてください。
電話番号は、フリーダイヤルで、0800-222-4456 です。
相場が荒れそうな時こそチャンス!
既にヘッジファンド投資を始めるタイミングの話に戻りましょう。これまでご説明してきた「リスクを抑えて“絶対収益”を追求する」市場中立型のヘッジファンドを始めるタイミングは、ズバリ、相場が荒れそうで、株価や為替レートが大きく動きそうな時です。すでに相場が大きく変動しているときもチャンスです。相場が上がるのか、下がるのか、相場の方向性が不透明な時ほど、ロング(買い)とショート(売り)を組み合わせた裁定取引が有効になるからです。
市場中立型のヘッジファンドは、基本的に割安な銘柄を買って、割高な銘柄を売って市場中立となるポジションをつくります。相場が変動しない局面では、利益をあげることが難しくなります。逆に、相場が荒れているとき、リーマンショックやコロナショック、昨年夏の株価暴落の局面などでは、ヘッジファンドが利益を上げるチャンスでした。
2024年7月に日経平均が最高値(“さいたかね”と読んでください。“さいこうち”と読むいう人がたまにいます。)を更新した後に急落した局面においても、当社が取り扱っている市場中立型のヘッジファンドは地道に利益を積み上げていたりします。
相場全体が上がっているときは、どのような銘柄でも買いを入れておけば、多かれ少なかれ利益が得られます。シンプルに手数料が安いインデックスに連動するパッシブ運用でも利益を上げることができます。
相場の下げ局面では、ショート(売り)ポジションをつくれれば利益を上げることができるのですが、プロの運用担当者でない限り、リスクが大きいので、かなりの勇気が必要です。
相場の下落が心配な時や相場の方向性がわからないときは、絶対収益を狙う市場中立型のヘッジファンドに投資するのが良いタイミングだと考えるわけです。
当社金融商品開発部長の日経新聞でのコメント
ヘッジファンドは、これまでご説明してきた通り、公募の金融商品でないため、統計データがあまり公表されていません。日経平均、ニューヨーク・ダウ、S&P500のように、相場全体の動きを示すヘッジファンドの指標(インデックス)は一般的にあまり知られていません。
先週、日本経済新聞にヘッジファンド指数に関する記事がありました。米国の調査会社であるヘッジファンド・リサーチ(HFR)が算出する「グローバル・ヘッジファンド指数」が昨年来高値圏で推移しているという記事です。このところの地政学リスクの高まりなどで世界的に株価の変動が大きく、売りと買いを組み合わせる株式ロング・ショート戦略の運用成績に追い風となったことが記載されています。
アメリカの大統領選挙や、ウクライナ、ガザ地区の情勢、関税を振りかざすトランプ大統領の強硬姿勢など、投資環境の先行きは不透明になっています。米国が日本製品に多額の関税をかけるなんて状況になったら、好調と言われる日本経済も大きな影響を受けることが避けられません。様々な投資リスクがある現在は、ヘッジファンドを投資対象とする好機かと思います。
尚、2025年2月6日の日本経済新聞 朝刊のグローバル市場面(9面)の「ヘッジファンド指数 昨年来高値圏で推移 株価変動が追い風」の記事に当社の池畑直人 金融商品開発部長による「市場の不確実性が高まったことで、下落局面にも強いヘッジファンドに資金を預けたいという需要が増している」とのコメントが掲載されています。(現在、この記事をホームページやブログに掲載する手続きを進めており、手続きが済み次第、記事の全文をご紹介したいと思います。)
当社はこれまで、ヘッジファンドが欧米のようにメジャーな金融商品になるように全力で取り組んできました。当社は、ホームページ、ブログを通じてヘッジファンドについての情報発信を行っています。ヘッジファンドについてのご質問を受けた際には、当社との取引のある、なしにかかわらず、できる限りわかりやすく、丁寧にご説明をしてきました。
そうした努力もあって、“エアーズシー証券 池畑”のコメントを日本経済新聞が取り上げてくださったのは、これまでの努力が実ったのかなと思いました。
当社は日本におけるヘッジファンドのパイオニアを目指しております!今回のようにマスメディアから取材をして頂き、コメントを掲載して頂けたことをたいへん誇りに思っています。
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